「レッドソックスに新たな先発投手が加わった」上沢直之が初のメジャー昇格「NPBオールスターに3度も選出されている」と米メディアも注目!

レッドソックス傘下3Aウースターに所属していた上沢直之が4月28日、球団からの発表で初のメジャー昇格を果たすことが明らかになった。

上沢は2024年、日本ハムからポスティングシステムでレイズに移籍。今春キャンプに参加するもオープン戦4試合、0勝1敗、防御率13.03と結果を残せず、マイナーに降格していた。その後、他球団からメジャー契約のオファーを待つことを選択し、レッドソックスに金銭トレードで移籍が決まり入団した。

上沢のメジャー昇格に米メディア「Audacy Sports」は「レッドソックスに新たな先発投手が加わった」と綴りはじめ、続けて「この30歳は(マイナーリーグで)3試合に登板し、防御率4.80。これまでで最高の登板は、4月21日の5回1失点だった。北海道日本ハムファイターズの投手としてNPBオールスターに3度(2018年、2021年、2023年)も選出されている」と記し、過去の功績を紹介しながら好意的な反応を示した。

また米マサチューセッツ州ラジオ局「98.5 ザ・スポーツ・ハブ」の制作補佐、タイラー・ミリケン氏もX(旧ツイッター)を通じて「彼の映像を見たい人、これがレッドソックスでの初先発だ。彼はレイズ戦で5イニング1失点の好投を見せ、今年最高の成績を残した。3試合の先発で防御率4.80、FIP4.42。奪三振率26.2%、四球率6.2%。BAAは.254」と綴り、上沢のピッチング動画をアップロードし、紹介している。
上沢の悲願のメジャー昇格にファンからは「きたーーーーー」「マジで⁉︎」「ついに昇格か!」「人生最大のチャンス到来やな」「うわっち夢叶う」「行ってみるもんだな」「(MLB通算104勝の先発右腕)カイルギブソンを彷彿とさせる感じ」などと歓喜のメッセージが寄せられている。

なお、上沢は今季3Aで3試合に登板して2勝1敗、防御率4・80とし、15イニングで17三振を奪う好投をみせている。ついに念願のメジャー昇格を果たした日本人右腕。初登板でいかなるピッチングを繰り広げるのか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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