端午の節句を前に、栃木県那須町大島の畑で約500匹のこいのぼりが掲揚され、一面に咲く菜の花とのコントラストを織りなしている。
同町高久丙の「那須ハートフルファーム」が約8ヘクタールの畑を整備している。地域住民から寄贈を受けたこいのぼりと、のぼり旗100本を設置している。
29日は穏やかな陽気となり、訪れた人たちは那須連山を背に悠々と泳ぐこいのぼりと菜の花の競演を堪能し、写真に収めていた。
千葉県鎌ケ谷市、会社員加藤剛（かとうごう）さん（51）は「広い花畑と大きなこいのぼりで写真映えする」と笑顔で話した。菜の花は5月中旬まで見頃といい、その間はこいのぼりを掲揚する。畑は町共同利用模範牧場から南東に約2.4キロ。
