トヨタ、国内生産2%減 5~7月計画 5月、プリウス停止継続

生産現場の品質や従業員の安全確保を再度徹底している(写真は高岡工場)

 トヨタ自動車は、向こう3カ月(5~7月)の生産計画を策定した。3カ月間の国内生産は、前年同期比2%減の計85万台程度に設定した。直近5月はリコール(回収・無償修理)で生産を止めているセダン「プリウス」の停止を継続するもようだ。生産現場の余力づくりを優先し、品質や従業員の安全確保を徹底する。また3カ月間の世界生産は、2%増の計262万台程度を計画する。

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