日本の従業員2割「会議が多すぎる」世界13ヵ国中3位/キャプテラ「テレワーク時代の会議のあり方調査」

SaaSレビュープラットフォームキャプテラは、打ち合わせや会議が効果的に行われているのかを明らかにする目的で、13ヵ国の6,490名(日本からは498名)のリモートワーカーまたはハイブリッドワーカーを対象に意識調査を実施した。

【調査概要】

  • 調査名:2024年コラボレーションと生産性に関するアンケート調査
  • 目的:国境を超えたチームがリモートで共同作業を行う際に直面する課題を分析
  • 調査方法:オンライン
  • 調査期間:2024年1月
  • 回答者:6490名 (米国n=503、英国n=496、カナダn=499、オランダn=499、ブラジルn=501、インドn=500、フランスn=497、スペインn=401、ドイツn=497、イタリアn=500、メキシコn=500、オーストラリアn=500、日本n=498)

※対象者は、各国の企業で正規・非正規問わず雇用されていることを条件に抽出

日本の従業員2割が「会議が多すぎる」と感じる 世界13カ国中、第3位

1週間のうちに仕事で行われる会議の頻度をどのように感じるかとたずねたところ、「適切である」と回答した人の割合は、どの国でも大半を占めているが、「多すぎる」と答えた人も一定数存在した。

日本の場合は、13ヵ国中、「会議が多すぎると感じる」が21%で第3位だった。

オンライン会議中に集中力を低下させる最大の要因は「会議の長さ」

オンラインミーティング中に集中力を低下させる要因を、「Q.会議中に他のことに気を取られる要因には何がありますか?」と、日本と世界13カ国に分けて質問した。

【日本で回答数の多かった上位5項目を抜粋】

「会議中に気が散ることはない」:日本(28%)、世界13カ国(11%)

「会議が長すぎる」:日本(25%)、世界13カ国(39%)

「一人が長く話す」:日本(18%)、世界13カ国(32%)

「要点をすでに知っている」:日本(15%)、世界13カ国(27%)

「内容が自分の仕事に関係ない」:日本(15%)、世界13カ国(32%)

※複数回答のため、合計は100%にならない

上司との会議を対面で行っている人が57%

日本に焦点を当て、「Q.以下のタイプの会議は対面で行っていますか?それともオンラインで行っていますか?」と、どのような会議が対面で行われているのか質問した。

  • 上司との会議(57%)
  • キックオフ(プロジェクト開始)(51%)
  • チームの結束力向上(48%)
  • 研修やオンボーディング(45%)
  • ブレストやコラボレーション(45%)
  • 会社に関する情報共有(36%)

※「対面」を選択した回答者の割合のみ掲載

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