【阪神】岡田監督 土曜日の男・大竹耕太郎のローテ順変更へ「広島も嫌がってるしな」

阪神・岡田監督(左)と大竹耕太郎

阪神・岡田彰布監督(66)が、今後の先発プランを明かした。

29日はベテラン右腕・西勇輝投手(33)が、18日の巨人戦(甲子園)ぶりの先発予定だったが、あいにくの雨天中止。室練習場での練習を終え、囲み取材に応じた指揮官は「西勇はいつでもいけるからな。巨人にもいいし、巨人戦(東京ドーム)にいくよ」と30日、5月1日の広島戦(マツダ)にスライド登板はさせないと語った。

その上で「明日あさって(30、31日の広島戦)は普通通りにいくよ。ローテーション通りに」とし、これまでと同様に火曜日を村上、水曜日を伊藤将に任せるという。一方で、ここまで土曜日のマウンドに上がっていた大竹については「広島にあてようと思って。広島も嫌がってるしな。大竹もちょっと間隔あけてもええわって」と語り、6日からの広島戦(甲子園)での登板となることを明かした。

また、27日に青柳が抹消となったことで、今季3試合にリリーフ登板し、二軍戦で先発を任されるなど、今後の起用法が注目された門別について、5月3日の巨人戦(東京ドーム)で先発させることを明言。この伝統の一戦は「長嶋茂雄DAY」として開催されることもあり、指揮官も「長嶋茂雄デーやのに、そら門別いかんと」と言葉に力を込めた。

ここまで14勝9敗で2位巨人に1・5ゲーム差をつけ、首位を走る岡田阪神。充実の先発陣を軸に、球団初の連覇に向け1戦1戦を戦い抜く。

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