逆転負けのロッテに笘篠賢治氏が“継投策の遅れ”を指摘「種市の交代のタイミングが少し遅かった…」

◆ 「吉井監督が我慢をしたかもしれないですけど…」

ロッテは29日、楽天との試合(ZOZOマリン)に6-8と逆転負け。先発の種市篤暉が6回途中5失点と誤算だった。

序盤に4点の援護を貰った種市だったが、勝ち投手の権利を得て迎えた6回に、1番・小郷裕哉に右前適時打を打たれ1点差に詰められる。続く2番・村林一輝は見三振に抑えるも、3番・浅村栄斗に四球を与え一死満塁となったところで、吉井監督から交代を告げられた。

後を継いだリリーフ陣も楽天打線の勢いを止めることができず逆転負け。種市は6回途中121球、6安打7四球、5失点と試合を作ることができなかった。

29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、種市の交代のタイミングについて話題に。番組に出演した笘篠賢治氏は「6回ですけど、ロッテの継投がちょっと遅れたと思うんですよ…」と話を切り出すと、

続けて「もちろん、種市がこれから育っていく、本物になっていくために吉井監督が我慢をしたかもしれないですし、この試合では澤村がベンチを外れていた事も理由の1つなのかもしれないですけど、フォアボールが出た時点で早めに継投してあげた方が、後ろの投手もピンチでマウンドに上がらず、もっと楽だったと思うんですよね…。種市もフォアボールが絡んだり自ら自滅してしまった形で勝ち星を逃してしまいましたよね…」とロッテベンチの継投の遅れについて指摘した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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