セ・リーグワーストの18エラー…DeNAの止まらぬ守乱に館山昌平氏「やっぱり取れるアウトが取れないというとこですよね」と負の連鎖を指摘

◆ 「しっかり守らないとね」

DeNAが中日に11-1と一方的にやられ、借金も4まで膨らんだ。この日先発したアンドレ・ジャクソンは4回5失点KO。後を継いだ森唯斗も中日打線の勢いに飲まれ、2回6失点と精彩を欠いた。打線も中日先発の松葉貴大の前に1点を返すのがやっとの状態で、あっさりと完投を許してしまった。

またこの日も昨季ゴールデン・グラブ賞を獲得した桑原将志のサードへの送球が暴投となり、ボールが3塁ベンチ前を転々とする間エラーで1点献上。その他にも中田翔のライト前にふらふらと上がった打球に対し、度会隆輝がダイビングしながらもボールを逸らすなど、不味いプレーも散見された。

守備の乱れに対し、29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた館山昌平氏は「やっぱり取れるアウトが取れないというとこですよね。ベースカバーのところであったり、あとは度会選手の判断ミスであったりといったところが、ちょっともったいなかったなと思うんですけど」と苦言。

また解説者の平松政次氏も「度会の守備は、非常に難しいところだろうと思うんだけどもね」とENEOSからプロでも後輩をかばいながらも「しっかり守らないとね。もう本当に失点につながるんでね」とOBとして修正を求めた。

今シーズンは、ワースト2位タイの阪神とヤクルトのエラー数12を6つも上回る18を記録してしまっているDeNA。失点も105とミスに直結している現実もあるだけに、早期の対策が必要になってくる。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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