米財務省、第2四半期の借り入れ額見通しを2430億ドルに上方修正

Alden Bentley

[29日 ロイター] - 米財務省は29日、第2・四半期の借り入れ額が2430億ドルになるとの見通しを示した。主に現金収入が減少することから1月時点の予想から410億ドルの上方修正となった。

6月末時点の現金残高は7500億ドルを想定している。

財務省当局者は借り入れ額の見通しについて、米連邦準備理事会(FRB)が現在行っている月額600億ドルの国債償還資金の再投資見送りに変更がないことを前提にしていると述べた。

第3・四半期の借り入れ額見通しは8470億ドル。9月末時点の現金残高は8500億ドルを見込む。

第1・四半期の借り入れ額は7480億ドル、3月末時点の現金残高は7750億ドルだった。借り入れ額は1月の予想を120億ドル下回り、現金残高は250億ドル上回った。

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