「ナイスバディなのに!?」思わず驚嘆!魅惑的女性キャラたちの「意外すぎる設定体重」

アニメ『HUNTER×HUNTER』DVD第19巻より

漫画やアニメの女性キャラは、おおむねスタイルがいい。近年は『けいおん!』のようにリアルな体型の作品も増えてはいるが、一方で『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶ(151センチ37キロ)のように、思わず「ほそっ!」と声が出るキャラもいるほどだ。

そんな中、「その軽さで?」と驚いてしまうのが超ナイスバディなキャラの体重設定である。そこで今回は、体つきと体重の差に驚く女性キャラを見ていこう。

■身長の高さにも驚く『HUNTER×HUNTER』パクノダ

まずは、1998年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まった冨樫義博さんの『HUNTER×HUNTER』に登場したキャラクターから、ひときわスタイルが良かった幻影旅団の団員ナンバー9・パクノダを見ていく。

メモリーボムと記憶を読み取る念能力を使うパクノダは、いつも体にフィットしたマイクロミニスカートスーツを身に着け、がっつり開いた胸元からは豊満なバストがちらりと見えている。団員の正装した姿が描かれていた92話の扉絵でも、パクノダだけは体のラインが出るキャミソールドレスを着ていてセクシーさ全開だった。

そんなパクノダの身長・体重は、キャラクター&ワールドオフィシャルデータブック『ハンターズ・ガイド』によると、182センチ52キロとのこと。旅団の男性メンバーは180センチ以上が多いが、女性でこの身長は珍しい。

182センチ52キロは、BMIだと15.7となり低体重に分類される。男性でも女性でも、“かなり細い”外見になるということだ。しかし、パクノダはバストが大きくヒップもしっかりある。なかなかに驚きのスーパーモデル級のスタイルだ。

■スリーサイズ&身長体重が変わりやすい『こちら葛飾区亀有公園前派出所』秋本・カトリーヌ・麗子

次に見ていくのは、才色兼備な社長令嬢、秋本・カトリーヌ・麗子だ。彼女は、1976年に始まり長きにわたって『週刊少年ジャンプ』を支えた秋本治さんの名作『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のヒロインで、派出所の巡査として働く美女である。

彼女は、豊満なバストにくびれたウエスト、美脚という抜群のプロポーションの持ち主ということは間違いないが、実はスリーサイズと身長・体重の設定がコロコロ変わるキャラでもあった。

当初、原作漫画での麗子の身長・体重は170センチ・46キロだった。BMIは15.9でスーパーモデル並みで、バストサイズからすると、驚きを隠せない軽さだ。だが、『こち亀』は設定が緩く自由なところが魅力の作品。ゆえに、この数値もコロコロ変わる。

正式に身長が変わったのは、「おしえて両津先生 派出所七ふしぎの巻」だ。話の中で、子どもからの「両さんの身長が167センチあると思えない。麗子さんが170センチなのに」という言葉に、「それは前々から思っていた」と反応した麗子たち。両さんは167センチが作者の身長だと明かし、正式にサイズ表を作成したのだ。

その時から麗子の身長は177センチとなったが、体重46キロは変わらず身長だけが伸びたので、さらにとんでもない細すぎスタイルになってしまった。その後も一度170センチに戻るが、結局は177センチで落ち着いている。

ちなみに、アニメ版ではまたしても設定が変わり「追跡!名犬リョーツ」内に出てきたプロフィールでは170センチ・56キロと表記されていた。

■“いい女”の代名詞『ルパン三世』峰不二子

“かっこよくていい女”と聞いて浮かぶのは峰不二子、という人は多いのではないだろうか。1967年に始まったモンキー・パンチさんの漫画『ルパン三世』に登場する彼女は、誰しもが認める美貌にナイスバディ、女の武器をフル活用するしたたかでたくましい性格という最高に魅力的な女性だった。

峰不二子は、グラマラスバディのテンプレとして用いられることが多い。たしかに、公式サイトによると彼女のスリーサイズはB99.9センチ・W55.5センチ・H88.8センチととんでもない数値だ。

身長・体重はというと、167センチ・50キロで数字だけで見れば痩せ型であることがわかる。BMIは17.9で、現実にもこの数値に近い人はいるが、かなり細身であることは間違いない。

そこで疑問になるのが、やはりスリーサイズ。彼女は細いので、たとえばバスト100センチでアンダーが70センチならIカップということになる。これは一説では大玉メロン2個分くらいの重さとされる大きさで、最低でも2キロ以上はあるというヘビー級だ。

ウエスト55センチも驚きの数字だろう。身長167センチの場合、美容標準サイズは63センチなので、不二子はそれよりも8センチも細いのだ。ただ、ウエスト55センチ級は、グラビアアイドルやスーパーモデルの中にはいるといえばいる。

だが、そこにバスト・ヒップサイズを加味すると、似た体型のモデルや芸能人もほぼ見当たらない。やはり、峰不二子は唯一無二のグラマラス女性なのである。

超絶ナイスバディの女性キャラはみな身長・体重、スリーサイズの設定に驚くが、彼女たちが魅力的なのは変わらない。海外のスーパーモデル並みの体型に加え、グラマラスなボディまで持っているとなれば、つい羨ましくなってしまうのは筆者だけではないだろう。

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