小芝風花、日テレ連ドラ初主演 7月スタートの警視庁が舞台の完全オリジナルドラマ

『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』で主演を務める小芝風花【写真:(C)日本テレビ】

“名もなき遺体”を特定し家族の元へ帰す『警視庁身元不明人相談室』

俳優の小芝風花が、7月スタートの日本テレビ系新ドラマ『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』(土曜午後9時)の主演を務めることが、30日に発表された。日テレ連続ドラマ初主演となる。併せて、ビジュアルも解禁となった。

同作は、完全オリジナルストーリーで描く“ありそうでなかった”警察エンターテインメント。社会問題になりつつある、全国に2万体も存在するどこの誰かも分からない“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰すことが役目の『警視庁身元不明人相談室』が舞台。小芝は、地味で誰も行きたがらない警視庁の部署に自ら志願して配属された変わり者・三田桜を演じる。

三田と10歳上の同期・月本真は、性格も趣味もまるで正反対。明るく天真らんまんな桜と、クールで冷静沈着な真。顔を合わせればいがみ合ってばかりだが、1人でも多くの身元不明者を家族の元に帰したい思いは同じ。遺体に残されたわずかな手掛かりを頼りに、謎を解く完全オリジナルのミステリー×ヒューマンドラマ。事件発生から犯人逮捕までの王道“警察ドラマ”ではなく、身元不明の遺体からはじまり、秘められた死者の思いを描く、ありそうでなかった警察エンターテインメント。

小芝は初主演について、「すごうれしかったです。プロデューサーや監督、スタッフさんも、以前からお世話になっている方が多いので、またご一緒できるうれしさと、今回はどんな作品になるんだろう、作れるんだろうとワクワクしています」と喜んだ。

ドラマについては、「実在する警視庁の部署をモデルにしていて、身元がわからないご遺体を服装や持ち物を手掛かりに家族や恋人の元に帰すために奔走するドラマです。これまで警察ドラマってたくさんあると思うのですが、今作は一味違ったドラマになると思います」と説明。「身元不明相談室」があることは知っていたといい、「『そこをドラマにするんだ!』と思ってすごい新鮮でした」と語った。

また「これを機に、相談室のことをいろいろ調べたら、こんなにも多くの身元不明のご遺体があるんだなと思って、正直心が苦しかったです」と明かし、「この作品を通じて、身元がわからなく亡くなってしまった方の思いを根気強く熱心に捜査し、家族や恋人の元に帰す三田桜を見て、視聴者の方に、少しでもあたたかい気持ちになっていただけたらうれしいです」と語った。

自身が演じる三田桜は「すごく真っすぐで思いが強いキャラクター」だといい、「名前すらわからないご遺体だから、捜査が難航して心が折れそうにもなる時も、誰よりも”彼ら”の気持ちに寄り添う真っすぐさを持ち合わせています。プライベートでは、明るくてコミュニケーション能力も高く、同期入庁で相棒の月本真にすごく心を許しているキャラクターです」と解説。「完全オリジナル作品というのもあり、今までにない切り口の新しい警察エンターテインメントがつくれるのではないかと思っています。是非見て頂きたいです。頑張ります!」と意気込んでいる。

今回初解禁となったビジュアルは、三田が死者の思いを汲み取り、その無念を救う“生”への信念と“死”(身元不明の遺体の骸骨)の対比で構成されている。三田と骸骨は同じポーズをとっている。ENCOUNT編集部

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