日本版ライドシェアで札幌など8地域の不足車両数を公開、国交省

国土交通省は4月26日、自家用車活用事業(日本版ライドシェア)に関連して、札幌など8地域でタクシーが不足する時間帯と不足車両数を発表した。今後、8地域のタクシー事業者に対してライドシェア参入の意向調査を行い、順次許可を始める予定。

国交省は、タクシーの営業区域8カ所で、タクシー配車アプリのデータに基づいてタクシーの不足車両数を調査した。配車マッチング率90%を確保するために必要な車両の数を不足車両数と位置付けた。

不足車両数が最大のタクシー営業区域は、埼玉県のさいたま市や川口市ほかを対象とする「県南中央」の金曜、土曜、日曜の午後5時から翌午前6時までで、不足車両数は580台だった。各地の不足数は表を参照。

国交省は5月に、不足車両数の5割を、ライドシェア参入を希望するタクシー事業者各社に対して割り当てる。

ライドシェア4区域で曜日・時間限定4月に開始方針、国交省

国土交通省は3月13日、タクシーが不足している4営業区域・時間帯・不足車両数を発表した。タクシー事業者の管理下で一般ドライバー・自家用車による有償運送を行う「自家用車活用事業」(日本版ライドシェア)制度創設に関した発表。これらタクシーが不足している区域・時間帯に限定して4月よりライドシェアを始める方...

ライドシェア56事業者に許可、24社審査、8地域データ公表、国交省

国土交通省は4月11日、自家用車活用事業(日本版ライドシェア)について4月10日時点で56のタクシー事業者に許可を出し、24事業者を審査中と発表した。東京など大都市4カ所のタクシー営業区域内事業者の申請に基づく。不許可の事業者はない。11日、政府が開催した規制改革推進会議で公表した。また、札幌など8...

(出典:国土交通省 Webサイトより)

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