日本のパリ五輪出場は「屈辱」と韓国反応。インドネシアに「予選敗退祈る」

U23日本代表 写真:Getty Images

大岩剛監督率いるU23日本代表は、日本時間今月30日に行われたAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選の準決勝でイラク代表を2-0で下し、パリ五輪出場権を獲得。韓国代表が40年ぶりに五輪出場を逃しただけに、韓国メディアは準決勝における日本やインドネシアの戦いに注目している。

パリ五輪出場決定で日本列島が歓喜に湧く中、韓国メディア『スポーツ韓国』も30日午前に日本対イラク、インドネシア対ウズベキスタンの試合結果をリポート。ライバル視する日本の勝利を受けて、「韓国代表、ファン・ソンホンにとって屈辱的」と綴っている。

一方、準々決勝で韓国をPK戦の末に下したインドネシアは、準決勝でウズベキスタンに0-2と敗北。3位決定戦でイラクと対戦することが決まったほか、イラク戦で敗れた場合には大陸間プレーオフでギニアと激突する。

それだけに『スポーツ韓国』は「インドネシアにとってイラク、ギニアともに簡単な対戦相手ではないが、韓国は楽観視できない。もしインドネシアがイラク、またはギニアに勝利してパリ五輪出場を決めたら、ファン・ソンホン監督は実力面で再び批判を浴びることになる」と否定的な論調を展開。「指揮官はインドネシアの予選敗退を祈るしかない」と締め括っている。

日韓戦で勝利した後に「自尊心のおかけでライバルの日本を下した!」などという論調で、国民の感情を煽っていた韓国メディア。以前から一方的に日本をライバル視しているだけに、大岩ジャパンのパリ五輪出場を妬んでいるようだ。

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