三菱商、日本KFCの株式売却などの資本政策含め様々な検討

Shinichi Uchida

[東京 30日 ロイター] - 三菱商事は30日、日本KFCホールディングスの株式売却に関する一部報道について「株式売却などの資本政策も含め様々な検討を行っている」とするコメントを公表した。現時点で決定した事実はなく、開示すべき事項を決定した場合は速やかに公表するという。

日本経済新聞電子版は26日、三菱商事が日本KFCの株式を米投資ファンドのカーライル・グループに売却する方向で最終調整に入ったと報じた。約35%の保有分すべてを売却し、カーライルは他株主の保有株も取得し、非公開化するとみられると伝えていた。

日本KFCホールディングスも30日、公開買い付けによる非公開化を含む、今後の成長戦略・資本政策の提案を受領しているが、現時点で決定した事項はないと発表した。

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