打撃好調のヤンキース・リゾとフィリーズ・ボームが週間MVPに選出

日本時間4月30日、2024年レギュラーシーズン5週目の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはアンソニー・リゾ(ヤンキース)、ナショナル・リーグはアレック・ボーム(フィリーズ)が選出された。リゾはキャリア5度目の受賞で、カブス時代に3度、ヤンキースでは昨年5月に続いて2度目の受賞。ヤンキースからの選出はフアン・ソトに続いて今季2人目となった。一方のボームはメジャー5年目で初めての受賞。フィリーズからはトレイ・ターナーに続いて2週連続の選出であり、2週連続の週間MVP輩出は球団史上9度目となった。

現在34歳のリゾは7試合に出場して打率.407(27打数11安打)、4本塁打、7打点、OPS1.355の好成績をマーク。本塁打はメジャー1位、得点(8)はメジャー1位タイ、塁打(25)はリーグ1位、長打率(.926)とOPSはリーグ2位、安打はリーグ2位タイ、打率はリーグ6位にランクインした。日本時間4月29日のブリュワーズ戦では今季5号アーチを放ち、通算300本塁打を達成。現役選手では12人目の快挙となった。今季はやや低調なスタートとなったものの、直近6試合で4本塁打を放ち、日本時間4月28日のブリュワーズ戦で3安打、翌29日の同カードでは4安打と一気に調子を上げている。

現在27歳のボームは7試合に出場して打率.567(30打数17安打)、1本塁打、8打点、OPS1.514の好成績をマーク。打率、出塁率(.581)、OPS、安打、二塁打(8)、長打(9)、塁打(28)はいずれもメジャー1位、長打率(.933)はリーグ1位、打点はリーグ1位タイと絶好調の1週間を過ごした。7試合中6試合でマルチ安打を記録し、うち3試合は3安打以上。12試合連続安打を継続中であり、その期間中は打率.521(48打数25安打)、10二塁打、3本塁打、16打点、OPS1.474という猛打を見せている。また、8試合連続長打を継続しており、これはフィリーズでは2008年にチェイス・アトリーが9試合連続で長打を放って以来の記録である。

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