乱打戦制したバルセロナ、続投発表後の初白星にチャビ監督は「立ち直ったチームの姿勢に満足」

[写真:Getty Images]

バルセロナのチャビ・エルナンデスは、点の取り合いを制したチームを称えた。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

29日、バレンシアとのラ・リーガ第33節に挑んだバルセロナはMFフェルミン・ロペスのゴールで先制するも、前半だけで逆転される苦しい展開に。それでも、ハーフタイム直前に相手GKが一発退場となると、後半は数的優位を活かして押し込み、FWロベルト・レヴァンドフスキがハットトリックを達成。その後は失点を許さず、4-2で試合を終えた。

25日に続投が発表されてから初となる試合で勝利を収めたチャビ監督は満足感を示しつつ、クラブで働き続けることが決まった現在の心境にも触れている。

「我々は勝利したことによって、ポジティブな分析ができる。チームは基本的に良いプレーをしていたが、時折ミスも見られた。そして、よりアグレッシブで困難なバレンシア相手にリードを許してしまったんだ」

「失点はセットプレーからだった。後半は数的有利となったのだから、もっとチャンスを作りたかったが、攻撃はあまり良くなかった。とはいえ、難しい試合から立ち直ったチームの姿勢には満足だ。そして、戦略面で懸命に働いてくれたスタッフにも満足している」

「私はとても元気だ。先日、(続投の理由について)自然な形で説明できたと思う。1月には悪い結果の責任を感じ、身を引くのが最善だと思っていた。だが、その後で会長や(SDの)デコ、クラブ、そして特に選手たちからの信頼を目の当たりにしたんだ」

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