【起訴内容認める】鏡石町で大学生の男女2人死傷事故 被告の72歳の女 初公判・福島

【夫婦で観光中の2人が崖下に…】約15メートル下の崖に車が転落し2人死傷…反対車線にはみ出しガードワイヤーを突き破る【福島県】

2024年2月に福島県鏡石町で駅舎に車が突っ込み、当時19歳の男女2人が死傷した事故で、被告の72歳の女の初公判が始まりました。

過失運転致死傷の罪に問われているのは、鏡石町の面川秀子被告、72歳です。

起訴状などによりますと、面川被告は2024年2月、運転する軽乗用車のアクセルとブレーキを踏み間違えて暴走し、歩道にいた大学生の当時19歳の男女2人をはねて、死傷させたとされています。

面川被告は、事故後の警察の調べに対し、「若い方の命を奪ってしまい大変なことをしてしまった」などと話していました。

初公判は、30日午前10時から始まり、「起訴状に間違っている点はあるか」と問われた面川被告は、「ありません」と起訴内容を認めました。

検察側は「過失は重く、被害者も厳罰を望んでいる」として禁錮3年6か月を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。

判決は、5月13日に言い渡されます。

© 株式会社福島中央テレビ