航空石川高、一時避難先で始業式 東京・青梅の明星大キャンパス

一時避難先の明星大青梅校で開かれた日本航空高石川の始業式=30日午前、東京都青梅市

 能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市にある日本航空高石川の始業式が30日、一時避難先となっている東京都青梅市の明星大青梅校で開かれた。

 式には高校2、3年の生徒らとともに、日本航空大学校石川の学生ら計約600人が参加。

 同高は能登半島地震で校舎が壊れたほか、インフラ面で甚大な被害を受けた。運営する日本航空学園の教職員に明星大の卒業生が多くいたことが縁で、青梅校での受け入れが決まった。

 同高はスポーツの強豪校で、野球部は甲子園球場で行われた今春の選抜大会に出場した。

一時避難先の明星大青梅校で開かれた日本航空高石川の始業式=30日午前、東京都青梅市

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