どれだけ思い出せる? 子どものころ夢中になった定番の外あそび|懐かしのあの遊びをイラスト付きで紹介!

“外あそび”といえば、昔から伝わる“伝承あそび”を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

みなさん一度はやったことのある定番のあそびも、いざやろうと思ったらルールが思い出せない……なんてこともあるでしょう。

そこで今回は、定番の外あそびをまとめてご紹介します!

親子やきょうだいなど、1〜2人の少人数で遊べるものから、人数を増やして関わりを楽しみながら遊ぶものまで盛りだくさん!

遊ぶ際の目安人数・年齢やアレンジ方法、注意ポイントや身につく力などをまとめてご紹介していきます。

ぜひ参考にしながら外あそびを楽しんでくださいね♫

2人で白熱! 「手押し相撲」

簡単なルールで子どもから大人まで盛り上がる「手押し相撲」。倒れないように耐えることで、楽しみながらバランス感覚や踏ん張る力も身につくあそびです。

道具もいらず、少ないスペースで身体を使って遊べるので、ちょっとした空き時間や遊び場所の確保が難しいときにも楽しむことができます。

「押していいのは手だけ」などルールをしっかり伝え、安全に注意して遊びましょう。

周りにケガをしそうな石や枝などがないかも、事前に確認しておくとよいですね。

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倒さないようにそーっと「棒倒し(山崩し)」

公園や砂場などで少人数から遊べる「棒倒し」。「山崩し」とも呼ばれています。

砂と棒(枝など)があればすぐにできるので、手軽に楽しめるあそびです。

年齢が低いうちは難しいかもしれませんが、大人の方と一緒にやって、まずは砂の感触を楽しみましょう! 手を添えてあげて一緒にやっていくうちに、だんだんと慣れて遊べるようになっていきます。

どのくらい砂を取っても大丈夫か考えながら遊ぶことで、先を見通す力も身につきますよ。

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誰が一番遠くまで飛ばせるかな? 「靴とばし」

みなさん子どものころに一度はやったことがあるであろう「靴とばし」。こちらも定番の伝承あそびですね。

単純なあそびですが、片足で立ったりケンケンをしたりすることでバランス感覚や脚力、蹴る動作なども身につきます。

遊ぶときは広い場所で、飛ばす方向に人がいないかなど、安全に注意して遊んでくださいね!

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靴飛ばしのアレンジあそび「お天気占い」

靴飛ばしと一緒にやりたいのが「お天気占い」。こちらは1人から楽しめます♫

飛距離は関係ないので、遠くまで飛ばすことができない子も、勝ち負けを気にせず楽しむことができますね!

表が出たら晴れ、裏が出たら雨、横は曇りというのが基本のルールですが、子どもたちの自由な発想でアレンジしてもOK!

想像力を膨らませて、自由に楽しんでくださいね。

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影から生まれる不思議な現象「かげおくり」

晴れた日にやりたい「かげおくり」は、1人でも楽しむことができるあそびです。

不思議な感覚に、子どもたちが夢中になること間違いなし! 雲が多いと見づらいので、なるべく雲がないときにやるのがおススメです☆

遊ぶ季節や時間帯などによっても影の出方が変わるので、違いも楽しみながらやってみてくださいね。

慣れたら友達や親子で一緒に手を繋いだり、ポーズをとったりしてやるとさらに楽しめます!

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公園などのあそびにおススメ「かくれんぼ」

公園などでの定番あそび「かくれんぼ」。3歳くらいから楽しめるあそびです。

年齢が低い子がやる場合は大人と一緒に遊ぶとよいですね。また、異年齢で一緒に遊ぶのもおススメ! お兄ちゃん・お姉ちゃんと手を繋いで一緒に鬼をやったり隠れたりすると、きょうだいや友達同士で関わりながら遊ぶことができます。

周りの安全に注意して、事前に隠れてよい範囲などを確認してから遊ぶようにしましょう。

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鬼が振り向いたら動いちゃダメよ! 「だるまさんがころんだ」

簡単にできて盛り上がる「だるまさんがころんだ」は、さまざまな年齢や人数で楽しめるあそびです。

鬼が振り向いたら動いちゃダメというドキドキ感を味わいながら、走る・止まるなど基本的な運動機能を高めることもできます。

大人やお兄ちゃん・お姉ちゃんと一緒なら2歳くらいからできるので、異年齢で一緒に遊ぶのにもおススメ☆

地域によって細かいルールに違いがあるので、遊ぶ前に確認するとよいですね。

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だるまさんがころんだのアレンジあそび「だるまさんの一日」

「だるまさんがころんだ」に慣れたら、アレンジして遊ぶのもおススメです!

「だるまさんの一日」は、「ころんだ」の代わりに「ごはんを食べた」「歯を磨いた」などと声を掛け、ほかの子は止まる代わりに指定された動きをします。

振り返って止まるだけではなく、さまざまな動きが加わるので、考える楽しさも加わりさらに盛り上がること間違いなしです♫

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かくれんぼと鬼ごっこの面白さを同時に味わえる「缶蹴り」

定番の伝承あそび「缶蹴り」は、かくれんぼと鬼ごっこを合わせたようなあそびです。

3人以上からできて10~20人くらいまで遊べるので、さまざまな場面で楽しめます♫人数が多いときは、鬼の数を増やして遊ぶのがおススメです!

缶の代わりにペットボトルやボールを使って遊んでもOK! 遊び場所や年齢に合わせて工夫してみましょう。

遊ぶときは、広い場所で周りの安全に注意してくださいね。

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道具いらずで簡単! 缶蹴りに似たあそび「ポコペン」

こちらも有名な伝承あそびのひとつ「ポコペン」。缶蹴りと似ていますが、道具いらずで手軽に楽しむことができます☆

ルールが少し複雑なので、理解できてルールのある遊びを楽しめる4〜5歳くらいからやるのがおススメです。慣れてきたら、鬼に捕まらないために友達同士で協力するなど、自分たちで考えて工夫しながら遊べるようになっていきます。

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シンプルだけどおもしろい「おしくらまんじゅう」

背中合わせになってぎゅうぎゅう押し合う「おしくらまんじゅう」。遊び方はいたってシンプルですが、子どもたちが夢中になるあそびです!

難しいルールもないので年齢の低いお子さんから楽しむことができます♫足腰や体感を鍛えることにも繋がりますよ。

寒い季節には、3~4人で押し合えば暖まりますね。暖かい季節や少人数で遊ぶ場合は、スキンシップを楽しみながらやってみましょう☆

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チームごとの掛け合いが楽しい「はないちもんめ」

2チームに分かれて遊ぶ「はないちもんめ」。年齢の低いお子さんも、お兄ちゃん・お姉ちゃんや大人の方と一緒なら楽しめるので、年齢差を気にせず一緒に楽しむことができます。

手を繋いだり、集まって相談したり……友達や親子でコミュニケーションをとりながら遊べるのも魅力ですね。

地域によって歌詞が違うこともあるので、家族や友達同士で確認しながら遊んでみてくださいね。

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まとめ

外あそびをまとめた特集はいかがでしたか? 今回は定番の伝承あそびをまとめてご紹介しました。 伝承あそびは地域などによって細かいルールが異なることも……。 こちらはあくまで参考に、親子や友達同士で確認しながら遊んでくださいね。 子どもはあそびを通してさまざまなことを学び、身につけていきます。 外あそびでは、体力や基本的な運動機能が身につくのはもちろんのこと、友達と関わり合いながら遊ぶことや、自分でやってみることで得られる成功体験や失敗体験も、大切な学びとなります。 昔に比べて外あそびをする機会も減ってきていますが、ぜひ親子やきょうだい・友達と一緒に外あそびを楽しんでくださいね! 文/ASOPPA!事務局

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