テイラー・スウィフト、米ビルボード“Hot 100”トップ14独占に反応「信じられない」

テイラー・スウィフトが、2024年5月4日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でトップ14を独占し、再び歴史に名を刻んだ。チャートインしたのは、いずれもリリースされたばかりの最新アルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』(TTPD)からの楽曲で、ポスト・マローンを迎えたリード・シングル「Fortnight」が首位となった。

34歳のテイラーは、このエキサイティングなニュースを受けて、「皆さん、これまで以上の結果です、信じられないです」と両手を合わせる絵文字とともに、現地時間4月29日にSNSへ書き込んだ。

テイラーは、『TTPD』のデラックス・バージョン全31曲と、『ラヴァー』の大ヒット曲「Cruel Summer」を含む32曲を最新チャートに送り込んでおり、女性アーティストとして過去最多記録を樹立した。彼女は、2022年にすべて新曲からなるスタジオ・アルバム『ミッドナイツ』をリリースした際に、Hot 100のトップ10を独占した史上初のアーティストとなった。この時は、「Anti-Hero」が1位となっていた。

『TTPD』の計31曲はリリースからわずか5日間で、Spotifyにてアルバムとして史上最速で10億回以上のストリーミングを達成した。このマイルストーンは、彼女がここ数日間にニュー・アルバムで打ち立てた最新の記録に過ぎず、『TTPD』は配信開始24時間で3億回以上再生され、Spotifyで1日に最もストリーミングされたアルバムとなった。同様に、「Fortnight feat. ポスト・マローン」が、同プラットフォームの楽曲単体として、1日における最多ストリーミング数を記録した。

最新作のリリースと同時に「著者の人生におけるこの期間はもう終わり、その章は閉じられ、封印されました」とテイラーはインスタグラムに綴り、「傷が癒えてしまえば、復讐することも、決着をつけることもありません。そしてよく考えてみると、その傷の多くは自分でつけたものでした。この著者は、我々の涙は紙の上のインクという形で神聖なものになると強く確信しています。最も悲しい物語を語り終えれば、我々はそこから解放されるのです」と続けていた。

© 株式会社阪神コンテンツリンク