レイダースが元カウボーイズWRガラップと最大約5億円の1年契約へ

マイケル・ガラップ【AP Photo/Ron Jenkins】

かつてダラス・カウボーイズに所属していた選手が西に向かう。

長年、カウボーイズのワイドレシーバー(WR)として活躍してきたマイケル・ガラップがラスベガス・レイダースと最大300万ドル(約4億7,007万円)の1年契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地29日(月)に報じた。

ガラップは418レシーブヤード、タッチダウン2回とキャリア最低の成績で昨季を終えている。しかし、まだ余力を残しているのであれば、ガラップはレイダースの3番手WRの座をかけて争うことになるはずだ。ガラップはデイバント・アダムスとジャコビ・マイヤースが率いるWR陣に加わり、クオーターバック(QB)ガードナー・ミンシュー(あるいはエイダン・オコンネル)の3番目のオプションとして、トレ・タッカーと競う可能性が高い。

ガラップは2019年シーズンに本領を発揮し、キャリア最多66回のレシーブで1,100ヤード超えを達成した。続く2020年シーズンでも、ガラップはキャッチ59回、843ヤードと好成績を収めている。コロラド州立大学出身のガラップは2022年に5年約6,250万ドル(約97億9,300万円)と高額な契約延長に合意。ガラップはACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂して2021年シーズンを早々に終えた後に契約延長を実現させているが、これはカウボーイズがアマリ・クーパーをクリーブランド・ブラウンズにトレードした後の出来事でもあった。

ダラスで再び調子を取り戻すことはできなかったものの、実力を証明するための1年契約でまだ余力があることを示したいと望んでいる28歳のガラップは、ラスベガスで状況を好転させることを目指すだろう。

【RA】

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