大ブーイング浴びたのに「のんきだ」 動じない大谷翔平に同僚右腕驚き「何でもいいよって…」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

敵地ブルージェイズ3連戦

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)まで行われた敵地ブルージェイズ3連戦を終えた。昨オフに日米で大騒動となった“トロント移動”の誤報の影響もあり、注目されたカード。初戦の第1打席から凄まじいブーイングを浴びたが、これに7号ソロで応えるなど、お構いなしの大活躍を見せた。これには同僚のタイラー・グラスノー投手が「のんきだ」と驚いた様子で語っている。

同僚も驚くメンタルだ。26日(同27日)の初戦、初回1死で迎えた第1打席。大谷はロジャース・センターの敵地ファンから大ブーイングを浴びた。異様な雰囲気に包まれたが、右越えに7号先制ソロ。オフに移籍先の最終候補に挙がった相手で、ドジャース入団発表前には“怪情報”が飛び交った因縁の地での一発だった。

米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」公式YouTubeチャンネルに出演したグラスノーが一連の出来事について「トロントでそうなるとは、そこまで予想してなかったかも。でも一般的に良い選手っていうのは、他の選手よりもブーイングを受けるものだから」と敵地ファンの反応について語った。そのうえで、動じない大谷の姿についてこう続けている。

「こういったことを気にしない人がいるとすれば、それは彼だ。のんきで、何でもいいよって感じ。だから彼には何の影響もなさそうだよ」

試合後の取材でブーイングについて聞かれた大谷は、洗礼を浴びせた相手すらリスペクトする“完璧回答”。ファンからは称賛の声が上がっていた。

THE ANSWER編集部

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