寺田心、将来は「動物に携わるお仕事に」 現在は老犬介護のボランティア活動中

イベントに登壇した寺田心

「いぬとねこ シニアのそなえプロジェクト」アンバサダー

俳優の寺田心が29日、こどもの日に先駆けて行われた「親子で学ぶ わんちゃん・ねこちゃんのしあわせなシニア期」イベントに登壇した。

愛犬・愛猫のシニア期に向けた健康維持について考える「いぬとねこ シニアのそなえプロジェクト」のアンバサダーとして寺田が登場した。

寺田は5匹の愛犬を飼っており、老犬介護のボランティア活動にも取り組んでいる。アンバサダー就任に寺田は「僕自身もシニア犬と暮らしていましたが、若くてもシニアでも大切な家族の一員で、どちらも大切にしていきたいです」と自身の愛犬について触れ、「そなえることは責任でもあり愛情でもあると感じていて、僕自身も学びながらシニア期のそなえをしていきたいと思います」と本プロジェクトへの意気込みをコメントした。

さらに「将来は俳優業をしながらも、動物に携わるお仕事に就きたいと考えています。獣医師や獣看護師はもちろんですが、医療以外でも動物に関わる仕事はたくさんあります。自分は生まれた時から犬といる生活で、いつか自分の手で動物たちを助けられたらいいなと思っています」と将来の夢についても触れた。

そのうえで「いまは老犬ホームに行ってお手伝いを少しさせていただいています。自分の力でお散歩できない子もいるので、足と足の間の腰当たりにタオルを巻いて足を持ち上げて前足だけで筋肉をつけたりだとか、お散歩にいったりなど、身の周りの暮らしを手伝わせてもらっています」と積極的なボランティア活動も明かした。

会場には、シニア期の犬・猫たちが体感する障害物の高さや、自身の体の重さを擬似体験できるコーナーを設置。関節・脚・腕などに取り付ける重り、白内障ゴーグルや聴覚低下用のヘッドホンなどを装着して体験できる。ステージ上で体験した寺田は「結構キツイ、ほとんど見えない。これで常に暮らしているのは大変だなと思います」とシニアの愛犬・愛猫の実態を体感した。

生活環境の改善・栄養面の向上・医療技術と設備の進化などを背景に、犬の平均寿命は2023年で14.62歳(2010年比+0.75歳)、猫の平均寿命は15.79歳(2010年比+1.43歳)と、ペットの長寿化が進んでいる。ENCOUNT編集部

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