カフェに子育て支援センター…旧山口井筒屋宇部店跡地に整備の「にぎわい交流拠点施設」基本設計まとまる

宇部市が旧山口井筒屋宇部店の跡地に整備を進める「にぎわい交流拠点施設」の基本設計がこのほど公表されました。

2018年に閉店した山口井筒屋宇部店の跡地については宇部市が「子育て支援」と「くつろぎ交流」の機能をもつ拠点施設として整備を進めていて、現在、解体工事が行われています。

施設は官民による複合施設で、建物は地上3階建て。1階にはカフェとおよそ5000冊の図書を配置したレストスペースやスポーツに活用できるフリースペースのほか、テナントも複数募集することにしています。

2階には妊婦や子育て世帯の支援センター。3階には乳幼児から小学生までが無料で遊べるプレイゾーンや有料の一時保育ルームなどが配置されています。

市では設計から運営まで、民間事業者に一括して発注していて、TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブも運営にかかわっています。

(宇部市 篠崎市長)

「このエリアを居心地がよく歩きたくなる街中ということでウォーカブル化を推進していますが友人・家族・仲間と時間を過ごす拠点になっていただきたい」

施設の総事業費はおよそ60億円で、今後建設工事に着手し、2026年秋にオープンする予定です。

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