松本市の山火事 鎮圧に至らず 一夜明けて消火活動続く【長野・松本市】

長野朝日放送

松本市の山林で29日発生した火事は、現在も鎮圧に至らず消火活動が続いています。火事があったのは、松本市中山の山林です。

29日午後から県の防災ヘリなどが出動して消火活動にあたりましたが、鎮圧に至りませんでした。30日午前6時から再開し、ヘリや消防車20台が出動しています。

現場からおよそ500m離れた同じ地区では29日、山火事が起きる前に空き家などが燃える火災が起きていました。警察によりますと、松本市の70代男性が所有する敷地で切った枝を燃やしていて、その火が燃え移ったとみられます。

男性は顔に軽いやけどを負いました。警察は2つの火災に「因果関係がないとは断言できない」とし、出火原因を調べています。

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