４月２９日、ＳＴＡＲＴＯ ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴの新プロジェクト「ＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺ（カミガタボーイズ）」の始動が発表された。
ＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺは、ＳＵＰＥＲ ＥＩＧＨＴ、ＷＥＳＴ．、なにわ男子の３組１９人が結集した「”最強無敵”の関西人！」を武器としたユニット。
旧ジャニーズは関西ジュニア（旧関西ジャニーズＪｒ．）を中心に、「ＤＲＥＡＭ ＩｓＬＡＮＤ」と題して、様々なライブを継続開催してきた。今回のＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺは、そのプロジェクトの一環である。
「解禁されたヴィジュアルやティザームービーが非常に注目されて、ＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺはＸ（旧ツイッター）でトレンド入りしています。最も目を引くのは、これまでの関西ジャニーズと一線を画したヴィジュアルですね」（女性誌編集者）
旧ジャニーズの関西グループはお笑い色が色濃く、なにわ男子が“アイドルの王道”であるキラキラ路線でデビューした際は、逆に珍しいと言われたほど。
しかし、今回のＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺはかなり違う。ＥＸＩＬＥ、ＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮＳなど、ＬＤＨのグループを彷彿とさせるワイルドでアウトロー感のあるカッコよさを押し出しているのだ。
ＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺのヴィジュアルは、廃工場のような場所をバックに、黒を基調にした衣装のメンバーが笑わずにこちらを見つめている、というもの。
ティザームービーは、上方を意識したような和風のメロディに合わせてグループ名を名乗る、という内容だ。
Ｘでは、どこかＬＤＨ感が漂うＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺの雰囲気に、
《上方芸能の上方からとったのか、と分かるとジャニーズだとわかるけど、初見の印象はまるでＬＤＨなのなんでなの》
《なんかＬＤＨ感強いというか、、（ＬＤＨの映画）ＨｉＧＨ＆ＬＯＷ感あるというか、達磨一家？（※『ＨｉＧＨ＆ＬＯＷ』の劇中組織）かなんかの時に聞いた音楽にめっちゃ似てる気がする》
《ＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺ”の写真だけ見てＬＤＨの新グループ？と思って真ん中を拡大したら、横山くん（横山裕・４２）から隠せない個性が溢れ出てた。さすがベテランは強いね》
といった声が多く寄せられている。
「そんななか、グループ名の“ＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺ”から、ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓを連想する声も多いですね。キンキはデビュー前にＫＡＮＺＡＩ ＢＯＹＡ（カンサイボーヤ）を名乗っていた時期があり、ＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺと語呂が似ていますからね。それだけに、今回のプロジェクトにキンキが参加していないことを寂しく感じているファンの声も目立ちます」（前同）
ＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺにキンキが参加していないことに、
《ＫＡＮＺＡＩ ＢＯＹＡとＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺ、もう叶わないだろうけど並んで欲しくなっちゃうねえ》
《お兄さんユニットとしてＫＡＮＺＡＩ ＢＯＹＡって名乗ってキンキ兄さん来てくれたら最高やな・・・》
《ＫｉｎＫｉちゃんいないの寂しいけど…もしかして、ＫｉｎＫｉちゃんも仲間に思ってくれてＢＯＹＳのＳをＺにしてくれてるのなら嬉しいなぁ》
と寂しさを感じているという声が、Ｘに多く寄せられている。
■２年前には「関西出身グループ」集合写真を撮ったことも
「キンキは関西出身ジャニーズユニットの元祖として、後輩やファンの間でも“兄さん”として慕われていますからね。キンキは２０２１年末に『Ｊｏｈｎｎｙ‘ｓ Ｆｅｓｔｉｖａｌ～Ｔｈａｎｋ ｙｏｕ～２０２１ Ｈｅｌｌｏ ２０２２』と、事務所で毎年恒例だった『カウントダウンコンサート』の２日続けて他の関西グループと共演していましたが、その集合写真を思い出す声もあります」（前出の女性誌編集者）
堂本光一（４５）は、２年前の２２年１月２日にインスタグラムを更新。
《写真は関西出身グループで 関西出身って昔は俺らと城島リーダー（城島茂・５３）くらいだったのにほんとに増えましたな》
と綴り、関西出身グループの集合写真を投稿している。キンキ、ジュニア内ユニットＡぇ！ｇｒｏｕｐ（５月１５日デビュー予定）、後にＫＡＭＩＧＡＴＡ ＢＯＹＺを結成するＳＵＰＥＲ ＥＩＧＨＴ、ＷＥＳＴ．、なにわ男子による、アイドル感あふれるキラキラした集合写真だった。
あれから２年強――現在のキンキは、光一の“相棒”である堂本剛（４５）が３月末に旧ジャニーズ事務所から独立し、個人としてはＳＴＡＲＴＯ社に在籍していない。
「剛は昨年１０月に個人事務所を開設していますよね。剛さんの独立の影響でしょう、ＳＴＡＲＴＯ社の公式サイトに掲載されているキンキのアーティスト写真は光一さんの手書きイラストになっているほか、キンキのファンクラブは４月３０日で閉鎖。今後グループ活動の報告はＳＴＡＲＴＯ社の公式サイトと個人のファンクラブで発信されることが発表されています」（前出の女性誌編集者）
剛は退所後もグループ活動は継続すると明言しているが、
「キンキの単独ライブならともかく、今回のような事務所タレントによる合同企画への参加はかなり減るのでは、と考えられます。以前のような、光一さんが自身のインスタで見せたような、関西出身グループの集合はもう見られないかもしれない。
ファンもそれを理解しているからこそ、今回、より寂しさを感じているのかもしれませんね」（前同）
剛は４月２６日放送のラジオ番組『ＫｉｎＫｉＫｉｄｓどんなもんヤ！』（文化放送）で、光一がＳＴＡＲＴＯ社とエージェント契約をするか、という話題の際に「もうフィールド変えちゃってもいいけどね、２人の活動も」とコメントしていた。「フィールド」を変えた剛が、また後輩グループと一緒に動く日は来るだろうか――。
