5万輪のボタンの花が競演 池泉牡丹 松江市の日本庭園・由志園

5万輪ものボタンの競演です。大型連休が始まり、松江市八束町の日本庭園では、毎年恒例のイベントが、29日スタートしました。

色鮮やかなボタンのじゅうたん。松江市八束町の日本庭園・由志園で始まったのは、3万輪のボタンの花が池を埋め尽くす池泉牡丹。さらに周囲には、2万輪が一面に並びます。

大型連休を迎え、由志園には、大勢の観光客が訪れ、池に浮かんだボタンを背景に撮影するなどしていました。

東京からの観光客「お花のじゅうたんみたいで、すごくきれい」

福岡からの観光客「すごいきれいでびっくりした。島根にこんないいところがあるなんて初めて知った」

5万輪ものボタンを使うなんとも贅沢なこのイベント。実は、養分が苗に行き届くよう剪定してしまう花を使っているんです。

由志園 営業企画部 大谷俊樹課長「日本庭園の池があって、日本一の牡丹の苗産地だからこそできるこちらの風景、ぜひご覧いただきたいと思います。」

この催し、ゴールデンウィーク終盤の5月5日と6日の2日間は、黄色いボタンの花に交換され、黄金の池泉牡丹が登場します。

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