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自慢の長い髪がヘルメットを脱ぐときにふぁさっ…となびくのが理想！…だけど、実際にバイクを走らせた後の髪はぺたんこ、毛先は絡まり、朝はきちんとしてたはずのスタイルが台無し！なことも多いですよね。そんなバイク乗りの女性の髪のお悩みを、プロのヘアメイクさんにぶつけてみました！
1980年代にリード工業から発売されていたRX-100のリバイバルモデルとして登場したRX-100Rは、レトロな雰囲気が愛され、女性から小さめサイズの発売を望む声も多かったとのこと。万を期してついに、女性向けモデル『Klein（クライン）』が登場します！リード工業の公式サイトはこちら## 女性ライダーならではの髪のお悩み、プロならどうする？
バイクでお出かけする爽快感とは裏腹に発生する、ヘルメットを脱いだ後のヘアがどうしても冴えないという問題。「これはもう仕方のないことだから…」と諦めている女性ライダーも多いはず。
そんな女性ライダーの手ごわい髪のお悩みを解決すべく立ち上がってくださったのが、テレビや映画、CMの現場で様々なタレント・俳優のヘアメイクを手掛けてきた経験を持つ、花井麻衣さん。今回の撮影では実際にモデルがバイクでスタジオ入りし、ヘルメットを被って走行した後の実際の髪の状態を見てもらいながら、本記事では筆者・望月ミキがロングヘアライダー代表として、日々のお悩みを3つに絞って花井さんにお答えいただきました！
【女性ライダーのお悩みその1】
しばらくヘルメットを被ると、頭のてっぺんがぺたんこになって恥ずかしい！
朝どんなにふっくらとブローしても、しばらくヘルメットを被っていればあっという間にぺたんこヘアーの出来上がり。分け目の頭皮も目立つし、ちょっと恥ずかしい！どうしたらいいですか？
ヘルメットを被る前に、髪の分け目をいつもと反対にしておくか、分け目をつけずにオールバックスタイルにしておいて、脱いだ時にいつもの分け目に戻すことで、ぺったり感が軽減されます！
普段からセンター分けの筆者は、前髪以外をオールバックスタイルにして被るのを試してみました。これなら特殊な道具もいらないし、すぐに実行できる対策ですね！
事前の分け目対策に以外にも、ドライシャンプーを携帯しておいて、髪の根元に使用することでもぺったり感が和らぎます！
髪のベタつきが緩和されることで毛の立ち上げの補助効果があるドライシャンプー。蒸れた頭皮のリフレッシュにも最適で、暑い季節におススメです！
解決！
分け目をいつもと反対に or 分け目を無くしたオールバックスタイルにしてからヘルメットを被る
ドライシャンプーを気になる髪の根元にひと吹きしてマッサージ！
【女性ライダーのお悩みその2】
ヘルメットから毛先が出てしまうので、乾燥・傷み・絡みのフルコンボ…。ケア方法を教えてください！
髪はなるべくまとめてからヘルメットを被るようにしているのですが、稀にヘアゴムを失くしたりすると髪をおろしたまま走ることになって、外に出ている髪がとんでもないことに…。
そもそも、まとめていたとて、毛先はボサボサになりがちです。時には絡まりがひどくて、その部分を切ることも…
花井さん、助けてください！
髪をなびかせての走行はカッコよくもあるけれど、毛先の絡まりが避けられないので、ヘアケア的には厳禁です！
でも、もし髪が絡まってしまった場合には、洗い流さないトリートメントやヘアオイルでケアしましょう！
そして、乾燥・絡まりの原因の一つである静電気を防止するためにも、天然素材のブラシやクシを使用して、ヘルメットを脱いだタイミングで毛先から優しくブラッシングするのをおススメします！
絡まりが発生している箇所は、更なる傷みを引き起こさないためにも、無理に引っ張らないようにしてくださいね。
毛先を優しくほぐすようにオイルをなじませてから、優しく優しくブラッシング。
猪毛のブラシやツゲのクシは静電気が起きにくく、髪に優しい
そして、髪も紫外線対策がとっても大事！
お肌と同じように、髪も紫外線によるダメージが傷みや乾燥、そして絡まりの原因になります。
髪にも使えるスプレータイプの日焼け止めがあるので、可能であれば出発前と、出発してからもこまめに使用するといいと思います。
解決！
洗い流さないトリートメントやヘアオイルで毛先のケアをする
静電気が起きにくい猪毛のブラシやツゲのクシといった天然素材のアイテムを使用してこまめに優しくブラッシングをする
髪にも使える日焼け止めスプレーで、紫外線対策も忘れずに！
【女性ライダーのお悩みその3】
毛の絡まりを防止できて、ヘルメットを被るときに邪魔にならないまとめ髪のバリエーションが欲しい！
ヘルメットを被るときは大体、シンプルなローポニーやみつあみでやり過ごすことが多いのですが、走行時の毛の絡まりも防止できて、オシャレにも見えるまとめ髪アレンジのバリエーションが欲しいです！贅沢かしら…？
お好みのリボンや紐を使ったアレンジはどうでしょう？普段のローポニーにひと手間加えるだけで、ぐっとオシャレになりますよ！
STEP低い位置で髪を一つに結び、みつあみにしていく
毛束を横に持ってきて編むと、後ろに戻した時どうしても若干ゆがんだりしてしまいますが、このアレンジはそれがまた可愛くなるポイントなので気にせず編みましょう！
STEPお好みのリボンや紐でみつあみの根本から毛先にかけて交差させながら巻いていく
今回はポニーフック付きのリボンを使用していますが、フックがなくてもリボンを根元で一度結んで、そこから毛先に進めていけばOK。リボンはキツめに巻いておくと、崩れにくくなります。
STEPみつあみをとめているゴム部分でリボンを結んで、完成！
リボンは、固結びやリボン結びでしっかりと結びましょう！
使うリボンやアイテムの雰囲気次第で、大人っぽくも、可愛らしくもなりそうです！
このヘアアレンジなら、ヘルメットとアクセサリーのオシャレな組み合わせを考えるのも楽しいですね。
解決！
みつあみにプラスワン！リボンや紐を使えばとってもオシャレでしっかりしたまとめ髪に！
旅先で髪のトラブルを回避するためには、日々のケアが重要！
多種多様なヘアケアアイテムを見せてくださった花井さん。中には、ある有名アーティストさんから薦めてもらい、今ではお仕事道具の一つとして活躍している、という逸話のあるモノも。
トラブル発生後の対処ももちろん大事ですが、あらゆる髪の悩みは、事前のケアと日々のケアをしっかりすることで軽減されると思います、と花井さん。例えば、バイクでのお出かけ前には、「どうせくずれるし…」と思わず、しっかり目にブロー、もしくはヘアアイロンで熱を入れておくことも、のちのリカバリー時に効いてくるのだそうです。(ただし、髪に熱を入れた後は必ず冷ましてからヘルメットを被るのをお忘れなく！)
また、自身の髪や頭皮にあったシャンプー・トリートメント・ヘアオイルなどを使った日々の保湿ケアで髪の状態を良くしておくことで、クセがつきにくくなったり、絡まりにくくなったりという効果もあるんだとか！
バイク乗りのヘアケアは、一日にしてならず、ですね！
ショートヘアのお悩みも解決！
髪の長さが違えば、そのトラブルも全く別物…ということで、ショートヘアのお悩みも花井さんに解決してもらいました！是非そちらもチェックしてくださいね。
<a class="swell-block-button__link" href="">『ショートヘアのお悩み解決編』は5月に公開！
80年代の雰囲気を再現しつつ、現代向けにアップデート！
女性向けバイク用ヘルメット リード工業『Klein（クライン）』
1980年代にリード工業から発売されていたRX-100。このレトロな雰囲気を再現しつつ、現在の安全基準と使い勝手に合わせてアップデートされたモデルが『RX-100R』です。近年は二輪メーカーからリバイバルモデルが相次いで登場しており、さらに昭和ノスタルジーブームと相まって、同ヘルメットが登場しました。しかし男性向けだったこともあり、頭の小さな女性にはフィット感が低いことから女性用の登場を望む声が挙がっていました。
そんな市場からの声を受けて登場するのが女性用バイクヘルメット『Klein（クライン）』です。
どのようなヘルメットなのか、より詳しく紹介していきますね！
バイクやウエアに合わせて選べる3カラー
カラーはブラック×レッド、グレー×オレンジ、ホワイトの3種類。ブラック×レッドとグレー×オレンジはそれぞれストライプが入りスポーティな雰囲気となっています。
ソフトなかぶり心地の内装は着脱可能！
ヘルメットのサイズはＳとＭを用意。帽体は両サイズともに同じものを採用し、ＳサイズにはＭサイズよりも厚目の内装を使うことでそれぞれのサイズに対応しています。
内装の着脱も簡単にできるので、汚れたらすぐ洗うことができるのもうれしいですね。
ヘルメットの着脱はバックルで楽ちん！
ヘルメットの着脱をスマートにしてくれるワンタッチバックル仕様。バックル仕様はＤカン仕様に比べてネイルを痛めにくいので、女性にはありがたい機能です。
また、Klein（クライン）は、あごひもの長さが女性向けにアレンジされているのも大きなポイント。しっかりとあご部分にフィットします。
『Klein（クライン）』製品詳細
・製品名：レトロフルフェイス 『Klein』（クライン）
・サイズ：S（55-56cm未満）、M（57-58cm未満）
・カラー：グレー×オレンジ、ブラック×レッド、ホワイト
・製品仕様：ステッチ入り縁ゴム 着脱内装 ワンタッチバックルなど
・価格：1万8700円（税込み）
・発売時期：5月～6月の予定。
リード工業の公式サイトはこちら## 今回ロングヘアモデルを担当したのはこの人！
望月 ミキ（もちづきみき）
「バイク乗りと女優のハイブリッド・バイク女優」という名乗り口上で、東京の小劇場を主戦場に活動する舞台俳優。バイク雑誌のライターとしても10年以上のキャリアを持ち、本企画の発案者。
愛車はスズキ・SV1000Sと、ホンダ・CBR250R。
ヘアメイク監修：花井麻衣（オランジュジャポン）
取材協力：美容室写真スタジオ Dot studio
場所：東京都国分寺市戸倉1-2-21
定員人数：6人収容・5人着席可能 / 50㎡
