春季県高校野球大会の決勝が29日、岐阜市の長良川球場で行われ、県立岐阜商業が3対1で市立岐阜商業に競り勝ち、2年連続24回目の優勝を果たしました。
試合は県岐商池田、市岐商足立の先発で始まりました。
先制したのは市岐商。2回表にこの回先頭の4番足立がライトへ豪快な一発を放ちました。
県岐商は4回裏、相手エラーで出塁したランナーを2塁へ送ると、4番坂口がライト前ヒット、相手守備が乱れる間に同点とし、坂口は一気に3塁へ進みます。
ここで続く井上はきっちりレフトへ犠牲フライを放ち、逆転に成功しました。
7回表、市岐商はこの回からマウンドにあがった県岐商エース森から1アウト1、2塁のチャンスをつくりますが、後続が続かず無得点に終わります。
直後の7回裏、県岐商は、1アウト2塁から途中出場の寺前がレフトへタイムリーを放ち、待望の追加点を挙げます。
試合は、そのまま県岐商が3対1で逃げ切り、「岐商対決」制して優勝しました。
決勝を戦った両校は、来月18日に開幕する東海大会に出場します。
なお3位決定戦は、岐阜第一が8対1で関商工に勝ちました。