官製談合事件で前市長起訴 神埼市の實松尊徳新市長が初登庁

官製談合事件で起訴された市長の辞職に伴う佐賀県神埼市長選挙で、初当選した實松尊徳市長が初登庁しました。

神埼市の實松尊徳市長は30日朝、市役所に初登庁し、職員たちから大きな拍手で迎えられ花束を贈られました。

今月28日に行われた神埼市長選挙は、ふるさと納税をめぐる官製談合事件で起訴された内川修治前市長の辞職に伴って実施されたものです。

神埼市 實松尊徳 新市長
「信頼回復に向けてはもちろん今回の事案の検証、そして再発防止策を講じる必要がありますけれども」
「我々ができることといえばそれだけではなくて、やはり市民のみなさんに真摯に向き合って、しっかりと市民サービスを提供していく」

初登庁のあとの就任式で、實松市長はこのように述べ、幹部職員に対し信頼回復や再発防止に努めるよう呼びかけました。

© RKB毎日放送株式会社