テイラー・スウィフト、ニューALの歴史的な全米チャート・デビューに反応「すっかり圧倒されている」

テイラー・スウィフトの11thスタジオ・アルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』(TTPD)が、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で歴史的はデビューを飾った。『TTPD』は、テイラーが【The Eras Tour】に向けた準備やツアーの最中に作詞作曲、レコーディング、リリースした31曲入りの意欲作だ。

米ビルボードが現地時間2024年4月28日にX(旧Twitter)に掲載した見出しに対し、彼女はすぐに「どういうこと?」と引用しながら反応した。既報のとおり、テイラーは『TTPD』でキャリア14作目のNo.1を獲得し、現時点で2024年の年間アルバム売上で首位に立っただけでなく、この作品はストリーミングでは過去最大の週間再生数、歴代2位の週間ユニット数、セールスでは現代で3位の週間売上数、アナログ盤のセールスでは現代で最大の週間売上数となった。

『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』は、全米で初週に261万アルバム換算ユニットを記録した。テイラーは4月28日に、「衝撃を受けています。皆さんが示してくださったこのアルバムへの愛に完全に参っています。260万(ユニット)なんて、何かの冗談ですよね?“トーチャード・ポエッツ”を聴いてくれて、ストリーミングしてくれて、人生に迎え入れてくれてありがとう。すっかり圧倒されています」と、X、インスタグラム、そしてフェイスブックに投稿した。そして、「ツアーに戻る気満々でしたが、皆さんがこんなことをしてくれるなんて!5月9日が待ちきれません」と続け、ポスト・マローンやフローレンス・ウェルチとのスナップ写真など、アルバム制作の舞台裏写真を共有した。

『TTPD』の累計261万ユニットのうち、従来のアルバム・セールス(デジタル・ダウンロード、CD、アナログ盤、カセット)は191万4,000、SEAユニットは68万3,000(公式オンデマンド・ストリーミング8億9,137万再生)、TEAユニットは1万4,000だった。

2か月間中断されていたテイラーのツアーは、現地時間5月9日に再開する。彼女が4月26日に公開した、「Fortnight」に合わせたツアーのリハーサル映像から、何かしらの形で“トーチャード・ポエッツ”時代が盛り込まれるのではないかと推測する声もある。『TTPD』のロゴのようなデザインの手すりや、見慣れないシルクハットと杖のナンバーを練習するダンサーたちがその根拠だ。

テイラーは現地時間5月9日から12日まで、仏パリのラ・デファンス・アリーナで、キャリアを網羅する【The Eras Tour】の4連続公演を開催し、欧州日程を開始する。オープニング・アクトはパラモアだ。このグローバル・ツアーは、夏の終わりまでにスウェーデン、ポルトガル、スペイン、UK、アイルランド、オランダ、スイス、イタリア、ドイツ、ポーランド、そしてオーストリアでも開催される予定だ。テイラーの今後のツアー日程はすべて彼女の公式サイトに掲載されている。

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