ウィリー・ネルソン、世界的な喫緊の課題にも触れたニュー・アルバム『国境』を発表

4月29日で91歳となったウィリー・ネルソン(Willie Nelson)が、ニュー・アルバム『国境』を5月31日(金)に発表します。長年にわたってネルソンの活動をサポートしているバディ・キャノンがプロデュースを手がけ、ネルソン&キャノンによる4曲を含む全10を収録。ロドニー・クロウェルとアレン・シャンブリンの共作曲で、クロウェルの2019年のアルバム『テキサス』に収録された「国境」のネルソン・ヴァージョンが公開されています。

公開された「国境」は、国境警備員の内面と現実を描いた作品(「私は国境で働き、そしてそこで私は目にする」という歌詞が歌われる)。『ローリング・ストーン』誌は、クロウェルのこの曲を「政治的視点ではなく人間的視点を大切にすることによって、悲劇を描き出している」と評しています。この刺激的な曲を取り上げたウィリーは、その知的で円熟味を感じさせる解釈によって、アルバム『国境』に世界的な喫緊の課題を歌い込んでいます。

また、ウィリー・ネルソン&ファミリーは、6月から9月にかけて、〈アウトロー・ミュージック・フェスティヴァル・ツアー2024〉のヘッドライナーとしてアメリカをまわります。そのほかの出演予定者は、ボブ・ディラン、ロバート・プラント&アリソン・クラウス、ジョン・メレンキャンプ、ビリー・ストリングスなど。

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