「神舟17号」の宇宙飛行士、30日に地球に帰還へ―中国

「神舟17号」と「神舟18号」の宇宙飛行士による引き継ぎ式が北京時間の28日に軌道上で行われ、宇宙ステーションの鍵が引き継がれました。

「神舟17号」と「神舟18号」の宇宙飛行士による引き継ぎ式が北京時間の28日に軌道上で行われ、宇宙ステーションの鍵が引き継がれました。

中国有人宇宙飛行事業弁公室の発表によると、「神舟17号」の宇宙飛行士は現在までに既定のミッションをすべて完了しており、有人宇宙船「神舟17号」は30日に東風着陸場に帰還する予定です。着陸場では現在、帰還する宇宙飛行士を迎えるための各種の準備が着々と進められています。

中国航天科技集団有限公司が発表した情報によると、中国航天科技集団第六院が独自開発した130トン液体酸素ケロシンエンジンが28日、4機並列点火試験を完了しました。エンジンの総推力は500トンを超えており、これは中国の液体動力の発展史上、最大の推力と最も複雑なシステムによるエンジン点火試験で、大推力液体酸素ケロシンエンジンの初の4機並列点火試験となります。試験では4機並列モデルの全面的な検証が行われ、今年行われる新型ロケットの初飛行に向けて確固たる動力基礎を築いたことになります。(提供/CRI)

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