白熱の投手戦をマリナーズが制す 9回裏ガーバー逆転サヨナラ弾

【ブレーブス1-2xマリナーズ】@T-モバイル・パーク

日本時間4月30日、マリナーズは本拠地T-モバイル・パークでのブレーブス3連戦がスタート。その初戦は両先発の好投により6回まで両軍無安打という白熱の投手戦となったが、マリナーズが1点ビハインドで迎えた9回裏にミッチ・ガーバーの3号2ランで劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。マリナーズ先発のブライス・ミラーは7回2安打10奪三振1失点と好投し、3番手のオースティン・ボースが今季初勝利(0敗)をマーク。ブレーブス4番手のA・J・ミンターは痛恨のサヨナラ被弾で2敗目(5勝)を喫した。

マックス・フリード(ブレーブス)とミラーの投げ合いとなった一戦は、両先発が相手打線に付け入る隙を与えず、6回まで両軍とも無安打という白熱の投手戦に。ブレーブスはフリードが6回終了時点で100球に達していたが、7回表先頭のロナルド・アクーニャJr.がチーム初安打を放ったあとに二盗、三盗を決めてチャンスを作り、オジー・オルビーズのタイムリー二塁打で均衡を破った。7回裏は2番手のピアース・ジョンソンが三者凡退に抑え、継投ノーヒッターを継続。8回裏に3番手のジョー・ヒメネスが四球と2安打で一死満塁のピンチを招いたが、フリオ・ロドリゲスとミッチ・ハニガーを抑え、1点のリードを死守した。

しかし、ホームのマリナーズが最後に意地を見せた。先発のミラーが7回2安打10奪三振1失点で降板したあと、2番手のコディ・ボルトンと3番手のボースが各1イニングを無失点。1点ビハインドのまま最終回を迎えたが、先頭のホルヘ・ポランコがヒットで出塁すると、続くガーバーがレフトスタンドに3号2ランを叩き込み、劇的な逆転サヨナラ勝ちとなった。ア・リーグ西地区の首位に立っているマリナーズは、これで今季最多タイの貯金3。敗れたブレーブスはミンターが誤算だった。

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