メーガン妃が立ち上げた新ブランドが生き残るためには「少数の軍団が必要」

メーガン妃(ロイター)

メーガン妃が立ち上げた新ブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」が厳しい競争市場で確固たる地位を確立するには新たな「少数の軍団(スタッフ)」が必要になるとビジネス専門家らが警告している。英紙エクスプレスが29日までに報じた

現時点で商品化されたのはイチゴジャムのみだが、この先には調理器具、料理本、カトラリー、ペットおよびガーデニング用品、文房具、キャンドル、その他の室内装飾製品など独自のラインアップを作る可能性があると報じられている。

この動きに専門家らは、既存の競合他社であるマーサ・スチュワートのオムニメディア社やグウィネス・パルトロウの「グープ」と同じレベルで運営するには、軍団として強力な中核スタッフも必要になるだろうと指摘している。

現在、純資産約2億ポンド(約382億5000万円)を誇るグープは297人のフルタイムスタッフを雇用している。マーサ・スチュワートの会社は406人を雇用しており、ニューヨーク州ベッドフォードの農場で働く30人の「ホームチーム」も含まれる。

一方、メーガン妃は日常業務を管理するCEOを見つけることすら依然として苦労しており、ウェブサイトとインスタグラム・ストアの正式立ち上げ前にサポートスタッフを数名しか雇用していない模様で、規模の差は歴然としている。

米メディア金融アナリストのマイク・ライア氏は「彼女は過酷な競争市場で弱者としてスタートするのは必然だった。しかし、スタッフの面でこれほど劣勢にあることは、差し迫った大きな問題になる可能性がある」と警告した。

地盤を固めないうちに立ち上げたメーガン妃の新ブランド。スタートと同時に苦境に立たされている。

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