春の高校野球静岡県大会 最速152キロ、身長198センチ 規格外の大型投手が登場 三島市・知徳高校

夏の大会の前哨戦、春の高校野球静岡県大会。27日行われた3回戦に規格外の大型投手が登場しました。

ベスト8をかけて去年夏の準優勝校、東海大静岡翔洋との3回戦。

身長198センチ。

知徳高校で背番号1を背負う小船翼投手。

2回戦で静岡県の高校最速記録に並ぶ152キロを出しました。

知徳は1回に1点を先制しましたが、その裏。

エース小船が2本のヒットとデッドボールでノーアウト満塁と、いきなりピンチを迎えます。

続く4番・齊藤に2点タイムリーを許し逆転されると、さらに1アウト2・3塁の場面で、キャッチャーがパスボール。

この回3点を奪われます

その後、徐々に調子を上げる小船。

3回は先頭の本多を空振り三振。

前の打席でタイムリーを許した齊藤はセカンドゴロ。

続く宮田に対してはこの日最速の150キロをマーク。

最後は空振りの三振にしとめます。

5回に小船はマウンドを譲りレフトへ。

しかし代わった原田が1点を奪われ、なおも1アウト満塁。

小船はここで再びマウンドへ。

犠牲フライで1点を許したものの、この回も三振で締め、エースの意地を見せます。

小船は5回3分の2を投げ5つの三振を奪いましたが、7本のヒットを打たれ4失点。

知徳は6対3で翔洋に敗れましたが、規格外のエースは夏に向けさらなる成長を誓いました。

知徳 小船翼投手(3年)
「ランナーを背負ってからのピッチングがまだまだ。夏は甲子園に向けて一戦一戦気合を入れてやりたい」

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