久保純子「円安でニューヨークでの暮らしがホントに大変です」

歴史的な円安が続き、どこまで下がるのかわからない状況の中、4月30日の「くにまる食堂(文化放送)」では家族4人でニューヨークで暮らす久保純子さんが現地の異常な価格高騰について語ってくれた。

邦丸「ニューヨークで幼稚園の先生をやっている久保純子さんにとって、この円安は大変なことになっているそうですね」

久保「ホントに大変です…」

邦丸「(笑)普段の暮らしではどんなところが大変ですか?」

久保「例えばレストランはもう殆ど行かないですね。レストランに行きますと、元々の値段プラス税8%くらい、プラス、チップがかかります。チップは以前、15%くらいだったと思うんですけど、コロナ後、人手不足なので18~25%になっているんです」

邦丸「チップが???」

久保「場所によっては30%なんていうところもあるんですよ。それも以前ですと紙がプリントアウトされて、それに自分で記入してたんですけど、今は端末機なんですね。18%、22%、25%とか選ぶようになってるんです。自分で操作して15%っていうのも可能なんですけど、店員さんの前で選ぶので、店員さんがじっと見ている目の前でチップをコントロールするので、つい気が引けて20%とか頑張っちゃうんですよね」

邦丸「見てるんでしょう、ウェイターさんが?」

久保「見てますよ」

邦丸「『あっ20%か~』みたいな(笑)。やだねぇ~、そりゃ」

久保「だからレストラン行ったら覚悟を決めます。今ラーメンは20ドル前後なので今日の相場の156円で言いますと3000円は超えますし、それにビールなんか頼んだら1500円くらいするんですよ。ちなみにジョッキじゃないですよ」

邦丸「生中じゃないの?」

久保「生ビールですけど普通のグラスです」

邦丸「とりあえずビールなんて言ってる場合じゃないね」

久保「今日は遠慮しときますって感じです。それに餃子なんか頼んだら15~20ドルしますので4人家族で1万5000円ですね」

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