スパークス、宇宙企業支援ファンド設立–トヨタや三菱UFJ銀などが出資

独立系投資運用を手掛けるスパークス・グループ(東京都港区)の子会社スパークス・アセット・マネジメントは「宇宙フロンティア2号ファンド」を設立。ファンド規模は約110億円。4月26日に発表した。

トヨタ自動車や三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱重工業、三井住友信託銀行、日本政策投資銀行、スパークス・グループが出資した。

4月から運用を開始。9月末をめどにファンドの趣旨に賛同する投資家からの追加出資を募集する。募集金額は150億円。

2020年6月に運用を開始した宇宙フロンティアファンド(1号ファンド)から継続する形で宇宙開発に携わる人材や技術を支援し、世界と戦える日本初の宇宙企業を育成することと日本全体の技術革新に貢献することを目的にしている。1号ファンドの規模は92億円。ispaceなどの宇宙関連事業を進める企業に投資、支援してきたという。

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スパークス・グループプレスリリース

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