“大谷効果”で株価「141円」上昇 伊藤園の値動きにネット驚き「株価も上げる破壊力」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷と伊藤園「お~いお茶」がグローバル契約を締結

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が、伊藤園「お~いお茶」とグローバル契約を締結したと30日に発表された。この日、伊藤園の株価は午後3時時点で前日から141円上昇。ネット上でも「伊藤園の株価上がってた理由これか」「大谷効果すごい」と大谷との契約の効果を指摘する声が上がっている。

大谷との契約が発表された伊藤園は、主力ブランド「お~いお茶」が1989年の発売より累計販売本数は430億本(500mlペットボトル換算)を突破。「最大の無糖緑茶飲料ブランド(最新年間売上)」としてギネス世界記録にも認定されている。

この日は日本、米国、韓国などの各紙で同社から大谷への応援メッセージを綴った手紙が掲載された。さらに大谷は発表で「僕は日本にいたときから『お~いお茶』が大好きでよく飲んでいましたし、アメリカの生活でも大切な相棒となっています。今回の契約は、僕が『お~いお茶』が好きでよく飲んでいることが伊藤園さんに伝わったことがきっかけと聞き、とても嬉しく思っています。ひとりの『お~いお茶』ファンとして、『お~いお茶』の魅力を世界中の皆さんにお伝えしていけたら嬉しいです」とコメントしている。

契約締結の反響は大きく、Xでも日本ファンの間ですぐに話題となった。さらに午後3時の時点で、伊藤園の株価は前日終値3689円から141円上昇し、3830円に。「伊藤園の株価上がってた理由これか」「伊藤園の株価上がってるの翔平パワーか」「大谷効果すごい」「株価も上げてしまう大谷翔平選手の破壊力」などと、大谷との契約が株価上昇につながったと指摘する声も多い。

大谷と契約を結ぶ企業はコーセー、ニューバランス、JALなど有名企業がずらり。ドジャースとは10年総額7億ドル(約1014億円=当時)の契約を結んでいるが、球団にも日本企業との結びつきを多数もたらしており、その存在感を発揮している。

THE ANSWER編集部

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