『カゲマス』好調も『ドラクエ』『ダンクロ』は“予想下回り”と陰り…Aiming、1Q決算は赤字転落 新作アニメのゲーム化予定も新たに

©逢沢大介・KADOKAWA刊/シャドウガーデン ©マスターオブガーデン製作委員会

モバイルゲームの開発運営を行うAimingは26日、自社の2024年12月期第1四半期(1月~3月)の決算を公表。売上高は46億700万円(前年同期比10.7%減、以下同)、営業損失は1億4900万円、最終損失は3億4600万円となり、2億1800万円の最終利益を記録していた前回1Q比で赤字に転じた。

【画像】1~3月での自社・他社開発タイトルの動向(Aiming社資料より)

当該四半期における業績について、同社が展開するスマートフォン向けゲーム『ドラゴンクエストタクト』の3.5周年イベントが好調だったことなどが影響し、前四半期(QonQ)では5.3%の増収となった。しかし、同日に公表した決算資料では、2022年リリースの『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』が引き続き「予想値に対して好調だった」とした一方、前出『ドラゴンクエストタクト』や2023年リリースの『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか バトル・クロニクル』は「予想値より下回った」と評価していた。

これにともなって、売上高についても2月発表時の初回予想時の数値から未達となり、上期(1月~6月)における業績予想についても営業損益を▲6.57億円とするなど、赤字幅が拡大する見込みであることも明かした。なお、今後の展開として、同社は新たに「新作アニメ系 プロジェクトG」を展開する旨を追加。既出だった『河英雄伝説 Die Neue Saga』『2.5 次元の誘惑(リリサ)天使たちのステージ』『新作アニメ系 プロジェクトW』を加えると、今後は4タイトルの開発展開が控えている。

© 合同会社サブカル通信社