全米シングル・チャート、テイラー・スウィフトの楽曲が14位までを占める

テイラー・スウィフトが、ニュー・アルバム『The Tortured Poets Department』で歴史的快挙を成し遂げた。『The Tortured Poets Department』は全米アルバム・チャート(Billboard 200)で初登場1位を獲得したのみならず、収録された16曲のうちの14曲がシングル・チャート(Billboard Hot 100)の14位までを占めた。

テイラーは2022年10月、アルバム『Midnights』の収録曲がトップ10を占めるという前人未到の記録を打ち立てたが、1年半でそれを自ら塗り替えた。

ポスト・マローンをフィーチャーした「Fortnight」が首位に輝いたのをはじめとする圧巻の一覧は以下のとおり。

1位 「Fortnight」 ft. ポスト・マローン
2位 「Down Bad」
3位 「I Can Do It With A Broken Heart」
4位 「The Tourtured Poets Department」
5位 「So Long, London」
6位 「My Boy Only Breaks His Favorite Toys」
7位 「But Daddy I Love Him」
8位 「Florida!!!」 ft. フローレンス&ザ・マシーン
9位 「Who’s Afraid Of Little Old Me?」
10位 「Guilty As Sin?」
11位 「Fresh Out The Slammer」
12位 「loml」
13位 「The Alchemy」
14位 「The Smallest Man Who Ever Lives」

テイラーは、この結果に「これは信じられない」とつぶやいている。

「Fortnight」はテイラーにとって12曲目の全米NO.1シングルとなった。『Billboard』誌によると、これは、ザ・ビートルズの20曲、マライア・キャリーの19曲、リアーナの14曲、ドレイクとマイケル・ジャクソンの13曲に次ぎ、マドンナ、ザ・スプリームスと並ぶBillboard Hot 100チャート史上最多6位だという。

Ako Suzuki

© BARKS, Inc.