劇場版『名探偵コナン』シリーズ累計観客動員数1億人を突破 名場面を厳選した記念映像も

4月12日より最新作となる劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が公開中の劇場版『名探偵コナン』シリーズの累計観客動員数が1億人を突破。あわせてメモリアルムービーが公開され、青山剛昌と高山みなみからコメントも到着した。

青山による原作漫画の連載が30周年を迎え、コミックスは105巻、累計発行部数は全世界で2.7億部を突破、TVアニメシリーズも放送1100回を超えた『名探偵コナン』。2023年4月に公開された劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』は、興行収入138.8億円を突破し、シリーズ史上最高記録を更新した。劇場版シリーズは、累計興行収入が1180億円を超え、第27作目『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』は、公開から18日間で観客動員644万人、興行収入も92億円を突破する快進撃を続けている。

1997年の劇場版第1作目『時計じかけの摩天楼』から、毎年劇場公開を続けてきた『名探偵コナン』(24作目『緋色の弾丸』はコロナ禍の影響で1年延期)。この1億人突破という数字は、映画『ドラえもん』シリーズ、『ゴジラ』シリーズに続く記録だが、27作目での突破は史上最速記録となっている。

観客動員数1億人を記念して公開されたメモリアルムービーは、劇場版第1作目『時計じかけの摩天楼』から、最新作である27作目『100万ドルの五稜星』まで、歴代劇場版の名場面を厳選した約100秒の映像となっている。映像の後半では、観客の感想コメントも盛り込まれている。

また、本作の発声OKの応援上映、題して「愛を叫べ!100万ドルの応援上映」の開催が決定。2023年に初めて実施され、好評を博したペンライトによる自動点灯が演出の一部に組み込まれた「自動制御ペンライト演出付き」の応援上映を含む、応援上映企画が始動。いずれも第1回は全国5都道府県7劇場で開催、以降も順次実施される予定だ。

さらに、5月31日に実施される自動制御ペンライトの演出が加わったバージョンでの上映は、鑑賞する際に特殊な自動制御ペンライトを持参すると、自動制御ペンライトの色が本編のセリフ・音楽・効果音など演出に合わせ、自動で変化。キャラクターのイメージカラーに合わせて色が変わったり(コナン→青、平次→緑、キッド→白など)、本作の見どころでもあるアクションシーンでは、ランダムに輝き出す、一転してライトが消え真っ暗に静まり返るなど、自動制御ペンライトならではの演出が加わる。なお、「応援上映の心得」も準備中とのこと、詳細は映画公式サイトにて。

劇場版『名探偵コナン』シリーズ累計観客動員数1億人突破を受け、原作者の青山は「映画観客動員1億人、おめでとう&ありがとうございます! 偶然にも今年の映画のタイトルの『100万ドル』が大体1億円なので、そういう運命だったのかも♪」とコメント。江戸川コナン役の高山は「1億人突破? 突然の吉報に、一瞬固まってしまいました。真に国民的アニメの証をいただいたようで、本当に本当に感激です」と感激のコメントを寄せている。

コメント
青山剛昌(原作者)
どーも 青山です!
映画観客動員1億人、おめでとう&ありがとうございます!
偶然にも今年の映画のタイトルの「100万ドル」が大体1億円なので、そういう運命だったのかも♪
…え? 円安だから1億円以上だって? そうカタいこと言わないで(笑)

高山みなみ(江戸川コナン役)
皆様、いつも熱い応援をありがとうございます。
1億人突破? 突然の吉報に、一瞬固まってしまいました。
真に国民的アニメの証をいただいたようで、本当に本当に感激です。
コナンファミリーは皆様の「コナン愛」に支えられて走り続けています。
来年も再来年もその先も…、
「何度でも観たい」、「この世界にいつまでも浸っていたい」と思っていただける作品をお届けできるよう力を尽くし、愛を込めてまいります。
どうかこれからも「コナン愛」のキャッチボール、お相手よろしくお願いいたします。
27作分の感謝をこめて。

近藤秀峰・汐口武史・岡田悠平(プロデューサー)
観客動員1億人突破!
誠におめでとうございます。
メモリアルムービーを見ても歴史、そして今まで積み上げた作品への愛を感じます。
私たちが幼少期から大好きで見ていた名探偵コナン、大人になってスタッフの一員として
劇場制作に携わらせていただいているということはとても感慨深いです。
子供から大人まで楽しんでいただける映画を作れるよう、これからも誠心誠意努めて参ります!
(文=リアルサウンド編集部)

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