門外不出だった北大の研究用リンゴを使った新スイーツ発売!

北海道大学が後志の余市町で、100年以上に渡り研究用として育てているリンゴを使ったスイーツが誕生しました。

千歳の菓子メーカー・もりもとがきょう発売した「北大の実り チョコ&クッキー」はリンゴを煮詰めて作ったソースが入ったリンゴ風味のチョコレートと道産小麦のクッキーを合わせたものです。
このソースに使われているのが北大の余市果樹園で取れた紅玉という種類のリンゴです。

この果樹園は1912年から栽培を始め、取れた果物は教育・研究のためのものとされて、従来学外には販売されていませんでした。
しかし、近年は実習の成果を社会に広めることが求められるようになり、今回産学協働でスイーツの共同開発を行うこととなりました。

北海道大学・生物生産研究農場の後藤貴文農場長はきょうの記者発表会で「余市果樹園の紅玉のリンゴの風味を皆さんに感じていただければ」と話しました。
北大内の売店のほか、もりもとの新千歳空港店などで販売されます。

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