日本は94位。お隣の韓国は1位!租税支出透明性指数ランキング

4月30日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、欧州の国際研究機関が発表した租税支出透明性指数ランキングにおいて日本は94位、お隣の韓国が1位だったという東京新聞のコラムを紹介した。

番組では、欧州の国際研究機関が今年公表した世界租税支出透明性指数の国際ランキングにおいて、資料を入手できた104カ国中日本は94位だったという東京新聞のコラム記事を紹介した。コラム執筆者である青山学院大学名誉教授の三木義一氏はこの順位について、このような国だから期待はしていなかったが金まみれの政治、質の悪い政治家、検証のない税の垂れ流しが生み出した結果であると記事の中で述べている。

番組パーソナリティーの大竹まことは94位という順位について、各業界がせっせとパーティー券を購入して様々な税の優遇を政府に陳情して特別措置を導入させたが、その特別措置の効果を国民に事前に知らせることもなく、事後にどの程度効果があったかも知らされることもないこの日本の現実を、はっきりと表している結果であると発言。

さらに、日本は何故ここに税金が使われたのか、また税金はちゃんと使われているのか、自民党の裏金問題もそうだがこの「透明性の無さ加減」が国を衰退に導いているのだと発言。

また似たような国だと言われていた韓国は透明度がトップだったという結果を聞き、今回の自民党全敗がどのような効果を生んでいくかは分からないものの、少なくとも国民に分かりやすい透明度の高い政治をやって欲しいと締めくくった。

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