佐渡市の野生下のトキのペアに、今季初めてヒナの誕生が 確認されました。
環境省によりますと、ヒナの誕生が確認されたのは2014年に野生下で生まれたオスと、同じく2014年に佐渡市の野生復帰ステーションで生まれ、翌年放鳥されたメスのペアです。
モニタリングチームが佐渡市真野地区で、3月27日から営巣、31日から抱卵している様子を確認していました。
4月30日朝5時50分ごろ、メスがヒナにエサを与える様子とともに、巣の上にヒナ2羽の姿も確認されました。親鳥となったオスとメスは2017年から毎年、ペアを形成しています。2017年と、2020年に2羽のヒナがそれぞれ孵化していて、今回は2020年以来となります。