太陽光発電の導入を促進しようと福岡県は30日、設備の共同購入を運営する企業と協定を結びました。
CO2の排出削減を目指すもので九州の自治体では初めての取り組みです。
福岡県 服部誠太郎知事「まさにサステナブル社会に向けての開始、この取り組みの大きな前進であると考えています」
福岡県庁では30日、太陽光発電設備などの共同購入を手がける企業「アイチューザー」と福岡県との協定締結式が行われました。
この協定は、家庭や企業が太陽光発電パネルや蓄電池を共同購入することを福岡県が促すもので、九州で初めての取り組みです。
共同購入の場合、単独で購入するよりも2割ほど費用を抑えることができるということです。
また、企業は、共同購入で生み出されたCO2の削減量を福岡県から購入して自社のCO2排出量を削減したとみなすことができるメリットもあります。
福岡県は5月1日から共同購入の希望者の募集を開始します。