「みんなが幸せに」西日本豪雨で甚大な被害を受けたマビ昭和館に新たなシンボル「幸せの黄色いポスト」【岡山・倉敷市】

西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備地区のマビ昭和館に新たなシンボルが登場しました。車に生活用品ー。昭和レトロな展示品の中に仲間入りしたものとは?

マビ昭和館に設置されたのは昔ながらの丸い形が可愛らしいポスト。その名も「幸せの黄色いポスト」です。2018年の西日本豪雨の後、「復興のシンボルにしてほしい」と島根県の郵便局から、倉敷市の市民グループを通じて贈られました。

(ご当地レトロポスト実現プロジェクト 中尾玲己さん)
「マビ昭和館にきっと似合うんじゃないかなと思って館長さんにご相談しました、それで幸福の黄色いハンカチを、それにちなんで黄色いポスト」

1977年に上映された高倉健さん主演の映画「幸福の黄色いハンカチ」になぞらえ黄色く塗られました。訪れた人が幸せな気持ちになってほしいという願いが込められています。

(マビ昭和館 丸岡律夫館長)
「これから先はね、みんなが幸せになるために、マビ昭和館としてはシンボルとして活躍してもらいたい」

マビ昭和館の開館日は通常は第一と第三日曜日ですが、きょう(30日)から5月6日までは臨時開館するということです。※郵便の投函はできません。

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