「子ども難病ナビ」運用装う IT企業元会長 県から補助金だまし取ったとして詐欺罪などで追起訴 大分

「子ども難病ナビ」というサービスを運用しているように装い、金をだまし取った罪に問われているIT企業の元会長が、同様の手口で大分県から補助金500万円をだまし取ったとして30日、追起訴されました。

有印私文書偽造や詐欺などの罪で追起訴されたのは、IT企業「隼斗」の元会長で大阪府高槻市の無職、木許宣明被告50歳です。

起訴状などによりますと、木許被告は「子ども難病ナビ」を運用しているように装い、2020年に偽造した申請書類を提出して、県から補助金500万円をだまし取ったとされています。
また、共謀したとして隼斗の元社長で、大分市の便利屋従業員、毛利隼斗被告39歳も詐欺などの罪で、在宅で追起訴されています。

検察は2人の認否を明らかにしていません。
2人は同様の手口で大分市内の投資会社から3000万円をだまし取った罪で3月27日起訴されていて、初公判は5月16日に大分地裁で開かれる予定です。

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