小坂町の康楽館で「常打芝居」はじまる

小坂町にある明治時代に建てられた芝居小屋、康楽館で

今年の定期公演「常打芝居」が始まりました。

10月までの期間中、5つの団体が公演を行い、歌と踊りのショーや大衆演劇を披露します。

1910年 明治43年に建てられた芝居小屋、小坂町の康楽館では、

毎年、春から秋にかけて定期公演「常打芝居」が行われています。

今年は、5つの団体がそれぞれショーや大衆演劇を披露します。

6月中旬までは、神奈川県を拠点に、全国で公演を行うグループが

歌と踊りを織り交ぜた華やかなショーで訪れた人たちを楽しませます。

ショーのテーマは、「birth」 誕生です。

日本の神話をもとにしたミュージカルなども盛り込み、

誕生の喜びや命の尊さを表現しています。

演出には、地下からせりあがる「すっぽん」や。

客席近くの花道も使って

「芝居小屋ならではの舞台装置」をいかしたステージを繰り広げています。

連休にはさまれた平日にもかかかわらず、

午前中の公演には県の内外から50人ほどが訪れ、

にぎやかなショーを楽しみました。

能代から

「すばらしいショーを見たなって思って。生でこういうのって見ることないのでよかったです」

滋賀県から

「すごくよかったです。盛り上がりました。」

「歴史のあるところですごいなーと思ってとっても感激しました」

康楽館の今年の常打芝居は10月27日までです。

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