九州電力は30日、2023年度の決算を発表しました。営業利益は2549億円で連結決算になって以降最高となっています。
九電によりますと、売上高は2兆1394億円あまりで、前年度より3.7%減りましたが燃料価格の下落による燃料費調整や原発が稼働したことでコストを削減でき営業利益は2549億円と連結決算になって以降最高となりました。
九電の池辺和弘社長は前年度は赤字で、燃料費調整の影響が大きいとしたうえでいい決算だったと評価しました。
九電池辺和弘社長「非常にいい決算ができたと思うのと、2年間合計するとそんなに突出したことではないけどもまあこの数字自体は非常に素直にありがたいと思う」
また池辺社長はこのところの円安に関連して家庭用の規制料金では、燃料費や為替レートが大きく変わっても価格転嫁できない、今の燃料費調整制度は変わるべきだとの考えを示しました。