奈良時代の衣装を現代に蘇らせた「万葉衣装展」が平城宮いざない館で開かれています。
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展示されている衣装35点は、奈良国立博物館で長年解説ボランティアを務め、飛鳥時代から奈良時代の衣装を制作している万葉衣装研究家の山口千代子さんらが手がけたものです。きらびやかなものだけでなく役人が公務の際に着用していた制服などもあり、腰には現在の物にも通じる革製のベルトが見られます。
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また、敦煌壁画をもとに製作された衣装もあり、奈良時代の貴族の衣装に大きな影響を与えたことがわかるといいます。そして聖武天皇と光明皇后が儀式の際に着ていたと考えられる衣装には、正倉院宝物として現存する衣装の模様があしらわれています。
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この展示は6月2日まで行われ5月3日と5日には山口千代子さんのギャラリートークも予定されています。
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